自然詳細(2)
自然-17

綱島市民の森・ひのきの森の木漏れ日

所在地

 綱島公園から尾根道つたいに住宅街を歩き、綱島台マンション前にたどり着くと、ここは丹沢の山の中かと見まちがえるほどのうっそうとした「ひのきの森」が現れる。戦後、材木の切り出し用に植えたそうである。


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21.綱島市民の森・新しいプロムナードからの眺め
16.綱島公園北から日吉・箕輪町方面の眺め
自然-18

綱島市民の森・尾根道・大北谷神社跡付近の静けさ

所在地

 市民の森の中程、少し平らな敷地が大北谷神社跡です。ここに天神七代の第六代である百足尊、惶根尊が祀られていました。いずれも開墾や新田開発などを司る神様で、周辺集落の人たちは、この神様を守り神として開墾や耕作に勤しんでいました。拝殿は約40㎡で天井には地元の画家、猿渡北泉作といわれる勇壮な龍の絵が画かれ、入口には左右一対の狛犬を配するなど威容を誇っていました。
 境内には、おしゃもじ様とお稲荷さんを祀っていた祠がありました。

自然-19

綱島市民の森・展望デッキからの眺め

所在地

 尾根道を行くと、急に視界が開けた「展望デッキ」と呼ばれる展望台に着く。眼下に桃や梅の木が多く植えられている桃の里広場、その向こうには大倉山・昔、山城があった新吉田などの台地、遠くは丹沢山塊の山並みが見える。

自然-22

飯田家構え堀水面に斜面の緑が映える景色

所在地 港北区綱島台17番5

 北綱島村の名主の館で農兵隊長宅だった飯田家の主屋や長屋門を囲んでいた濠の名残りの池が南側の市民の森の斜面緑地に接した部分に今もある。綱島唯一の池であるその水面に写った斜面緑地の緑の眺めはとても美しい。
 現在、その飯田家へは、綱島市民の森.大北谷神社跡地から直接来れず、別所を通ってバス通りを大きく迂回しなければならない。そこで将来は、大北谷神社跡地から氷場を通って長屋門へ直接来れるプロムナードをつくる予定である。

自然-20

綱島市民の森・桃の里の桃の花

所在地 港北区綱島台13番

 町中に「こんなに静かで、雰囲気のいいところがあったのか。と探し出した感動を大事にしたいので、案内標識はつけてません。」とこの土地のオーナーで、綱島市民の森愛護会会長でもある飯田家の現当主、飯田助知氏は言う。
 市民の森の展望デッキから見下ろす位置にある桃の里は、その名のとおり以前は桃畑であった。現在は、開場当初に植えた花桃の木と、最近植えた実のなる桃の木を愛護会の人たちと平成8年4月発足した「綱島の桃の会(池谷光朗会長)」の人たちが毎月第一日曜(9:00~12:00)に草刈等をして大事に育てている。

自然-23

製氷場跡地の親水水辺空間

所在地

 かつて綱島市民の森北側の山際にあった氷場の一つが現在も、湧き水が少し流れ込んでいて、その面影が少し残っているのが綱島台・飯田家の隣の岡本家の南側にあります。そこで、ソーラーポンプにより地下水を汲み上げ、ビオトープとして整備したら素晴らしい水辺空間が創設され、汲み上げた地下水は緊急時の水源となります。

   氷場歴史

自然-24

陽林寺の入口から階段を見上げた眺め

所在地 港北区綱島西一丁目13番先
 別所谷戸の奥まった所にある城田家の菩提寺は水月山陽林寺という。そこに昔、自然の池と滝があったが、今はない。しかし、入り口の階段下からの木々に囲まれた眺めはなかなか感じがいい。さらに池と滝を人工的でもいいからつくって、昔の雰囲気を再現してみたいものだ。
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自然-15

綱島公園・綱島古墳の紅葉とドングリ拾い

所在地 港北区綱島台1番
 綱島公園の植生は、場所場所で異なる樹林を形成していて学術的にも価値があると言われている。綱島古墳付近の雑木林には秋になると紅葉する木もあり、赤や黄色に染まった木立が美しい。
 駅から300mしか離れていないのにもかかわらず、駅前の雑踏とは対照的に静かでいい雰囲気の所だ。郊外に行ったつもりで子供とドングリ拾いするのもよい。
自然-14

桃雲台(神明社跡)からの眺望と静けさ

所在地 港北区綱島東二丁目1番
 綱島街道を挟んで鬼子母神様と対面にある桃雲台(神明社跡)の105段の階段を上ると250㎡程の平地がある。桃の生産が盛んだった頃、この頂上から見渡す春の綱島の町は、あたかも桃色に染まった霞がたなびくように美しい眺めであったという。
 今は,昭和10年かながわ明勝45佳選に選ばれたとの石碑と神明社があったとの石碑があるのみである。毎年4月10日に神仏と芸能「桃まつり」が行われている。普段は静かで綱島駅から150m程の近さにあるにもかかわらず訪れる人も少ない。そこで、駅からのプロムナードをもっと整備し、さらに眺望をよくするため、枝葉の伐採を望みたい。
自然-26

東照寺のイチョウと布袋様

所在地 港北区綱島西一丁目13番先
 綱島駅西口を出て、西へまっすぐ行った突き当りが東照寺である。境内の中央に大きなイチョウの木と布袋さまが立っている。そのユーモラスな感じがとてもよい。
25.綱島西一丁目公園付近の街の展望
自然-21-1

綱島公園北側崖に生えるシダと湧水池

所在地 港北区綱島台25番

 綱島公園の植生は、場所場所で異なる樹林を形成していて学術的にも価値があると言われている。そのうち、箕輪町方向が眺められる北側の展望台下の崖の岩肌には貴重なシダが生えていて、湧き水が崖下に溜まっている。この景色と雰囲気がすばらしい。
 がそこに行くためには、公衆トイレの先から広町方向に下る道を下りきった所を左に折れ、道なき道を10m程行った所である。水が溜まっている所は民地なので、シダが生えている様子も少し離れた所から見るしかなく直下では見られない。できれば、親水公園用地として買収し、その景観と池を保存したい。

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