綱島市民の森

 

尾根に沿った散歩道を中心に、大正から昭和初期にかけて綱島の特産品であった桃にちなんだ「桃の里広場」。多くの小鳥が集う「ひのきの森広場」など3つの広場があります。東屋や展望台、ベンチなどがあり、晴れた日には展望台から富士山が一望できます。

 

 

 ひのきの森広場
綱島公園から尾根道つたいに住宅街を歩き、綱島台マンション前にたどり着くと、ここは丹沢の山の中かと見まちがえるほどのうっそうとした「ひのきの森」が現れる。戦後、材木の切り出し用に植えたそうである。

 

 大北谷神社跡
市民の森の中程、少し平らな敷地が大北谷神社跡です。ここに天神七代の第六代である百足尊、惶根尊が祀られていました。いずれも開墾や新田開発などを司る神様で、周辺集落の人たちは、この神様を守り神として開墾や耕作に勤しんでいました。拝殿は約40㎡で天井には地元の画家、猿渡北泉作といわれる勇壮な龍の絵が画かれ、入口には左右一対の狛犬を配するなど威容を誇っていました。
 境内には、おしゃもじ様とお稲荷さんを祀っていた祠がありました。

 

 新設プロムナード
綱島市民の森を貫く尾根道の中程に大北谷神社跡があります。そこから距離的に近い飯田家・長屋門に行くには西へずっと遠い別所へ出て、交通が激しいバス通りを大きく迂回しないと行けません。以前からそれをショートカットして飯田家へ抜けられる道の整備の要望があったので、このたび、横浜市緑政局が既存の公道(現在は通れない)を緑道として整備することになりました。北端に位置する一部民家のプライバシーを損ねないような配慮・工夫をすることによって自然環境のすばらしいプロムナードの実現が望まれます。みなさんのご意見をお寄せください。

キツネノカミソリ坂
現在、この坂道に名前はありません。この名はこの坂の途中の南側の斜面に群生している野草からとったもので、毎年8月の頃、ニッコウキスゲに似た黄色い可憐な花を咲かせます。この坂の名は私たちが勝手につけたもので、それがいいかどうかみなさんのご意見をお寄せください。

 

 氷場跡・親水広場整備構想
かつて綱島市民の森北側の山際にあった氷場の一つが現在も、湧き水が少し流れ込んでいて、その面影が少し残っているのが綱島台・飯田家の隣の岡本家の南側にあります。そこで、ソーラーポンプにより地下水を汲み上げ、ビオトープとして整備したら素晴らしい水辺空間が創設され、汲み上げた地下水は緊急時の水源となります。ソーラーポンプの設置については、防災関係の助成を受けたらどうでしょう。みなさんのご意見をお寄せください。

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 展望デッキ
さらに尾根道を行くと、急に視界が開けた「展望デッキ」と呼ばれる展望台に着く。眼下に桃や梅の木が多く植えられている桃の里広場、その向こうには大倉山・昔、山城があった新吉田などの台地、遠くは丹沢山塊の山並みが見える。

 綱島台公園隣の綱島市民の森のハナモモ植栽地に、災害時に野営できる非常食貯蔵兼資機材収納小屋・子供達の遊び場・訓練場・工作場・アスレチックコース・フルーツパーク等の機能を有する多目的広場を開設したい。

 

 

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