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自然詳細(1)
自然-01

バリケン島わんど広場・バリケン島ビオトープ

所在地

<バリケン島ビオトープ>は、川辺の自然のにぎわい拠点です。
 ビオトープ(bio:生きもの、tope:場所)は、生きものたちの住まう場所という意味の専門用語です。
 定義通りなら地球はどこもかしこもビオトープですが、近年は、とくに注目される生きものの拠点を、ビオトープと呼ぶのが普通になってきています。
 ガマや柳の自然の植生に包まれてバリケンの暮らす<バリケン島>、葦を育み潮のリズムが魚を招き水鳥も憩う<バリケン島わんど>、さらにクロベンケイガニたちの賑わい暮らす緑の出島<つなしまカニ島>の3つの領域で構成される<バリケン島ビオトープ>は、文字通り綱島中流域の貴重な自然の賑わい拠点、野生の小規模<ビオトープ>の見本です。
 この拠点性を重視して、建設省も堆積土やわんどの保全を配慮してくださっています。
 なお、鶴見川流域は、生物多様性条約を受けて95年に国の定めた「生物多様性国家戦略」の地域計画、「生物多様性保全モデル地域計画(98)」の指定域になっており、<バリケン島ビオトープ>はその枠組みのなかでも注目されるべき小拠点です。

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自然-02

バリケン島わんど広場・川辺テラス

所在地

★<川辺のテラス>はやすらぎ広場★
 綱島大橋と東横線鉄橋の間に広がる(川辺のテラス>は、人々が川と空間に開かれて、大地のありかを思いだし、町の暮らしを思い返し、子どもの心で時間を過ごせるやすらぎ広場。そんな場所性を理解してくださった建設省京浜工事事務所が、99年暮れ、上段の堤に階段を、そして下段の堤に広い階段護岸を整備してくださいました。

自然-03

バリケン島わんど広場・ピーチ花壇Ⅲ

所在地

市民が育てる<ピーチ花壇>
 大綱橋詰めの<ピーチ花壇>はその名の通り、桃を配した町の緑のネットワーク拠点の一つです。かつて綱島は桃の名産地として全国に名を馳せていたそうです。その歴史を思う市民たち(港北みりょく発見団ほか)が、河川管理者と相談し、桃の木のある川辺の花壇を実現しました。
 川辺のテラスの町側は桃の木のある園芸花壇、川側はもちろん野生の自然と住み分けてしっかりお世話を続けています。

 4.大綱橋から見た夕日
 5.久光院墓地付近の土手から見るライトアップされた大倉山記念館
自然-06

干潮時に現れる鶴見川河床の幾何学模様

港北区綱島西二丁目19番先
 鶴見川は潮の満ち干が小机付近まで影響する感潮河川である。鶴見川の早淵川との合流点付近のやや下流(綱島側)は水深が浅いので干潮時、土砂地の川底が姿を現わす。その景色は、鳥取砂丘の砂紋に似た幾何学模様で非常に美しい。夕暮れ時、そこに生息するカニや水鳥を加えた景色は、いつまで見ていても飽きない。
7.早淵川を所狭しと泳ぐ魚たち
自然-08

イトーピア綱島付近の親水水辺空間

所在地
港北区新吉田町1130番地先
 日本無線㈱跡地に、大規模な高層.高級マンション(イトーピア綱島)がたった。その際、敷地全体を高くすると共に、早淵川の土手に接した民地は、土手と同じ高さに土盛りされ、公開空地として提供された。河川敷である土手の斜線部分も同時に土盛りされた結果、今までの土手の天端は数倍拡がった。樹木が植えられ、休憩場所まで設けられた水辺空間は、近隣住民を始め、早淵川を訪れる人々にうるおいのある憩いの場となっている。このような開発行為による民地と公有地がセットで整備され、土手沿いに桜や綱島では桃の並木が出現することを期待する。
自然-09

新幹線鉄橋付近の土手から見た山並み(富士山・丹沢・大倉山)三重奏

港北区綱島東一丁目19番先(新幹線鉄橋より上流付近)
 見晴らしのいい日に大綱橋から西に大倉山の北端の牢尻台の方向を見ると、遠くに富士山が見える。ところが、土手沿いに下流へ移動し、新幹線の鉄橋より手前で再び同じ方向を見ると、なんと丹沢山塊の山並みまで見ることができる。この山並み三重奏は絵になる景色である。
自然-10

池谷家の桃畑

所在地
自然-12

綱島東生産緑地・田園風景

所在地
 綱島には耕地として区画整理をしたところが多い中で、綱島東地区はそれを免れたため、いまだに蓮田などの田園風景が残っています。生産緑地として今後も開発の手を加えず、桃やぶとうなどのフルーツパークとしていつまでも自然の趣を残してもらいたいところです。
自然-13

諏訪神社鳥居門から階段を見上げた眺め

所在地
自然-11

池谷家屋敷林が構え堀の水面に映える景色

所在地
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→池谷家の桃の歴史