民家の生垣・ドウタンツツジ&エンジェルストランペット | ||
ドウダンツツジ(灯台躑躅) |
※エンジェルストラペット(ナス科ブルグマンシア属) 原産地:中南米熱帯花木、熱帯生なので寒さに弱い。苗木から育てる場合は日光のよく当たる場所に置き、風の当たらない所を選ぶ。庭植えの場合は日光のよく当たる場所で、なるべく風の当たらない所を選ぶ。肥料は緩効性の化学肥料をあたえる。冬越の場合は霜の恐れがなくなったら覆いを取り化成肥料を施す。茎がのびてきたら脇芽は取り去る。成長が早いので月1回は追肥を施す。1米以上に成長すると花をつける。枝の先端が3裂し、それぞれの葉の付け根に花芽をつける。葉の長さは30糎程で、幅は10数糎。花はラッパ状で下部が5裂する。葉と同じように大きい。 | |
民家の大王松&ムベ |
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ダイオウショウ(大王松)。 暖地の山地に生える。葉は掌状複葉。子葉は5~7個。長さ6~10糎の楕円形または卵形。雌雄同株。4~5月葉の脇から短い総状花序をだし、3~6個の雄花とやや大形の雌花を少数つける。花弁は無く、6個の萼片はわずかに淡黄緑色を帯び、内側は暗紅紫色。果実は長さ5~8糎で暗紫色に熟すが裂開はしない。庭木、盆栽。 |
市民の森・ヒノキ&ヤブラン | |
ヒノキ(ヒノキ科) 日本特産の樹種で本州中部の山地に多い。雌雄同株の常緑針葉樹、樹高約30米、幹は直径1米程であるが、まれに2米を越すものもある。枝葉は密生し、樹冠は濃緑色で、幼齡木では円錐形であるが、老齡木では卵形ないしは、くずれた卵形や円筒形になる。樹皮は赤褐色で、やや幅の広い裂片となる。葉は鱗片状で、枝の上下左右に十字対生し、密着している。種子は4月ごろ開花し、雄花芽は雌花芽の着生部より下方の2年生以上の主枝から出る1年生枝の新条の先端に着く。雌花は主に主枝の先端の主軸から分岐する小枝の先端部に着く。種は球形、初め緑色、成熟して赤褐色となる。 用途は建築材としては最高級品であり、また加工材としても利用価値が高い。樹皮は幅広くはいで屋根材として使われる。葉および材からでる精油は薬用に利用される。 ※ヤブラン(ユリ科) | |
新設のプロムナード沿いのベニバナハナミズキ&カラスウリ | ||
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)(ミズキ属) 米国東海岸からメキシコにかけて分布する。日本には明治中頃に渡来した。 1912年当時の東京市長尾崎幸雄氏がワシントンにサクラの苗木を贈り、その返礼に東京に贈られた木として、よく知られている。 高さ5~12米にもなり、よく分枝し花付きがよい。総苞片が淡紅色をおびたハナミズキの改良された園芸品種で、各地に広く植えられている。 4~5月淡紅色で長さ4~5糎の4個の総苞片が花弁のように開き、中央に黄緑色の小さな花が多数球状に集まる。果実は楕円形で深紅色に塾する。 葉は長さ7~15糎の卵形または楕円形である。先はとがり基部は広いくさび形で、裏面は粉白色を帯びる。 |
陽林寺のいちょう・もみじ |
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黄葉の美しいイチョウは中国原産と伝えられ、浙江省に野生木があると言われるが、真偽はわからない。日本には古来から広く栽植され、殊に寺社等の境内に巨樹をみる。高さ4~50米、直径5米程になる。火災に会っても枯死を免れる性質の強い樹である。時に乳と言われる木根が幾つもできることがある。材質は均一、緻密、碁・将棋盤・駒、ソロバン玉、張板、裁縫板、爼、木魚など諸種の彫刻財に利用できる。雌雄異株で5月に開花授粉し、10月に種子が成熟する。種子はギンナンと呼ばれ10粒程常用すれば強壮剤、寝小便の予防となる。多量食すると害になる。 |
民家のヒメシャラ&ナツツバキ |
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ヒメシャラ・ナツツバキ(ナツツバキ属) |
見晴し台・タムケヤマ(手向山) |
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ヤマモミジ系 |