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27久光院・プラタナス
29ピーチ花壇②・照手姫
30ピーチ花壇③・照手姫&あかつき

樹木と花-28

ピーチ花壇①・ハナモモ

樹木と花-26

橋場稲荷・エノキ&サカキ

樹木と花詳細3
樹木と花-20

諏訪神社・ケヤキ&紅葉

ケヤキ。(ニレ科)
 雌雄同株の大喬木、樹高50米、直径3米にも達するものもある。樹皮は灰褐色で粗面、壮齢木までは横しわがあるが、老齢木になると鱗状にはげることがある。枝はよく分岐する。葉は互生2列着。葉柄は短く、葉身は長楕円形で、先はとがり基部は円形に近く、葉縁には鋸歯があり、長さ3~7糎、幅は2糎程である。上面は深緑色、下面は淡緑色。4~5月頃開花、雄花には短い柄があり、新しい枝の葉の腋に束生または単生する。果実は小形の石果で、直径5㍉ほどで10月に成熟する。種子を集めて鉢植えすると、寄せ植えの盆栽ができる。用途。街路樹、公園樹、庭園樹、材は弾力があり、木理は美しく特有の木目(杢模様)を現す。高値な建築材。神社仏閣によく使われる。
樹木と花-21

諏訪神社・エノキ&サカキ&シュロの群生

エノキ。(ニレ科エノキ属)
 山地に生育する雌雄同株の落葉高木。樹高25米、直径1、5 米にも達する。江戸時代には1里塚に目標樹として植えられた。樹皮は厚く、灰褐色で斑点がある。葉は互生し長さ5~10糎の広卵形、または楕円形で葉縁は鋸歯状である。4~5月、淡黄褐色の小さな雄花と両性花が開く。雄花は新しい枝の下部に着き、両性花は上部の葉の腋に着く。果実は球形の石果、10月赤褐色に熟する。直径6~7㍉、柄の長さ6~15㍉。石果の果肉は甘味があり食用になる。小鳥類も好む。用途。クスの木と同じ。

※ヒサカキ。(ヒサカキ属)

 山地に生える雌雄異株の常緑小高木。高さ4~8米になる。樹皮は灰褐色。葉は互生し、長さ3~8糎の楕円形でやや厚く、葉縁に鈍い鋸歯がある。3~4月葉腋に直径5~6㍉の白い花を束生する。花弁は5個で、雄花にはオシベが10~15個、雌花にはメシベが1個ある。果実は4~5㍉の球形で10~12月に黒紫色に熟す。枝をサカキの代用として神事に使う。サカキは葉が疎らである。
樹木と花-22

東照寺・イチョウ&マキ

 マキ。
 イヌマキ。(マキ科マキ属)別名マキ、クサマキ。

 暖地の山地に自生する雌雄異株の常緑高木で、高さ25米、直径2米にもなる。樹皮は灰褐色で縦に浅く裂ける。葉は密に互生し、長さ10~15糎の線形。5~6月に開花する。雄花は円柱形。雌花は葉の付け根に1個づつ着く。果実は緑色の球形で、10月頃に成熟し、赤紫色の花托の上に着く。花托は甘い。葉が小形で白っぽいラカンマキ。日本特産種のコウヤマキがある。
樹木と花-23

綱島地区センター前 ロウ・ムクの木の実

ムクロジ。(ムクロジ科、ムクロジ属)
 関東地方以西の山地に生える落葉高木で高さ15~20米に成長する。葉は偶数羽状複葉で互生する。小葉は4~6対あり、長さ7~15糎の広披針形で革質、6月頃、枝先に大形の円錐花序をだし、淡緑色で直径4~5㍉の花を多数開く。雄雌同株。果実は直径2糎程の球形で、中に黒い種子が1個ある。種子は羽根突きの球にする。 
樹木と花-24

池谷家のカラタチの生垣

 カラタチ。 ( ミカン科カラタチ属)
 生け垣によく植えられている落葉低木。高さ約2米、時には3米を越すものもある。枝は稜があり、長さ2~5糎の偏平で、鋭い刺が互生する。葉は3出複葉で、葉柄に狭い翼がある。小葉は長さ4~7糎の楕円形または倒卵形で、葉縁に鈍鋸歯がある。4~5月葉より早く5糎程の白い花が咲く。花弁は5個。果実は直径3糎程の球形で黄色に熟す。用途。実は薬用となる。根はミカン類の台木にする。
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池谷家の桃畑